『唐草』(アムンゼン128cm)のレビュー一覧
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田中重智さん
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2020/08/16 03:38
こちらの風呂敷を、やまとなでしこさんで購入致しました。 北海道の結び屋ゆいくの皆さんが、風呂敷を使って居るイメージが広まる事の願いから、唐草文様の風呂敷、言わばドロボー風呂敷をみんなで使おうと言うのが、購入動機となりました。 実際に使用すると、4巾(130cm)の風呂敷は、しずくバッグを始め、トートバッグ結び、風呂敷リュックと、多方面に楽しめるだけでなく、大柄な男性もショルダー使いやボディバッグと言った使い方に繋がる一枚です。 バイクや自転車に乗られる方も、荷物を運ぶ際、何かと重宝します。 撥水風呂敷で、4巾となると、非常に高価な品物となる為、なかなか買うことに躊躇しますが、実際に使用して観ると、真結びの解き易さと言う意味では、(真結びの解き方の手順を踏まえても)タフタ(平織)より使い易い事に気が付きます。 4巾の風呂敷は、それ相応の荷物を運ぶ事に主眼が置かれる中で、結構な重量を男性ですと運ぶ(15kg以上)際、重力により真結びが緊張し、固く締まります。アムンゼン織の良さは、水が汲めない=空気層を含む事、真結びの緊張が起きても、化学繊維の滑らかさが相まって、4巾の綿繊維の風呂敷と比べ、とても使い易いです。 また、アムンゼン織は、化学繊維の中でもふんわりとした肌触りの為、4巾を超える大判風呂敷を用いた際の風呂敷リュックでは、たすき使いにすると良いです。化学繊維の風呂敷では、肩への食い込みが大きいので、シャンタン生地かアムンゼン織で行うと、腕の血の気が引く様な事がかなり防げると思います。
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